みなさん、お元気でしょうか。
自宅勤務が続き、ブログを書きながら仕事をしていて全く捗りません。
同じような悩みをお持ちの方もたくさんいらしゃると思います。
今日はたまたまYahoo!知恵袋を開いてしまい面白い質問を見つけたので、
そこからいろいろとバイク乗りについて考えていこうと思いました。
Yahoo!知恵袋でヤエーするライダーの心理について

バイク乗りてバイクですれ違うときに赤の他人にピースサインを出したり会釈したりしますが。ですが道の駅とかでバイクから降りているときは赤の他人には挨拶もなにもしません。
なぜバイクに乗っているときは会釈するのに。
バイクから降りたときは挨拶しないのですか。
「バイク乗り関係なく、馴れ馴れしいのはよくないからでは。」がBAでした。
その他にも「その時はバイクに乗ってないから」とか、
「気持ちの高ぶりに左右されている」、「バイクから降りると陰キャが発動する」
「虚しい人生経験、人間関係、中身のないいい加減さがピース問題に現れている」など。
同じライダーとして非常に冷静というか、客観的な意見が聞かれました。
「一瞬なら良いけど、普通に話すのは恥ずかしい」という人が多いのだと思います。
たぶん、それは誰でもそうなはずです。
ただ、色んな国に滞在した経験から言っても日本人は人との距離が遠いと思います。
自分と同じ何かを共有しない人(所属、趣味、人種など)には、すこぶる冷たいですよね。
文化の違いはありますがアメリカに行けばスーパーのレジでも話しかけられます。
お客さんが一見さんでも何か伝えたいことがあれば話しかける人は結構多かったです。
逆に日本では話しかけてきてもほとんどビジネストークなので少しがっかりします。
「ヨーロッパの場合、コンビ二やタクシーに入るお客さんのほうが、あいさつするのが当たり前です。しかし、日本は逆のようです」
「日本人には二つの顔があるのではないかと感じました。普段は上司、あるいは親しい人に優しい人でも、タクシーのような密閉する空間になると、誰かに見られているわけでないので、マナーを忘れてしまう人がいます。それで冷たい、悪い態度を取ってしまう人が現れてしまいます」
「夜の町で乗車する若い女性の態度には、驚くことが多かったです。わざと聞き取れないスピードで行く場所などを話してくるので、こちらから行方を確認すると、きつい言葉で返事する……言葉も命令形で、かなり見下していると感じていました」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0c204bb919bbfeddb07040167c2dfd1144442bd?page=3
昔はバスの運転手さんもすれ違いの際に同僚を見かけると手を上げていましたよね。
しかし、今では東京バス協会主導でバス会社の運転手同士の挨拶を禁止しています。
これは、安全に配慮した結果だそうです。でも、子供の頃はかっこよく見えましたね。
バイクの場合は自分だけ、もしくは同乗者1名しか乗っていませんが、
回避行動を取る、バランスを取るために片手運転は良くないことは明らかです。
それでも、楽しく安全にこの面白さを共有しているであろう仲間の安全を祈る文化は、
ほそぼそとでも続いてほしいなとは思っています。
社会心理学的観点から言えば、人間は挨拶されれば挨拶をし返しますから、
ピースだろうが手を挙げるだけだろうが自分に挨拶されたら自然に返したくなるものです。
個人的には知らない人に世間話をすることはまずありませんが、
普通に「バイクかっこいいですね!」とか話しかけても良いのではないでしょうか。
ヤエーとはどういう意味?発祥があるの?
「ヤエー」という言葉自体、バイクに乗る前は一度も聞いたことがありませんでした。
最初友人に「ヤエーって何?どうやってするの?」と真面目に聞いたことがあります。
そもそも、現在「ヤエー」と言われているサインは何を指しているのかというと、
「単にバイクに乗っているときに対向車のライダーに対して挨拶をすること」です。
つまり、ヤエーに決まったフォーマットがあるというわけではありません。
この読み方の元ネタとしては2ちゃんねるで「Yeah!」を「Yaeh!」と、
ミススペルしたことに始まったようです。ニコニコ大辞典を参照しました。
また、日本二輪車普及安全協会のWebページには以下のような記事がありました。
以前は、ツーリング先でバイクがすれ違うとVサイン、ピースサインの挨拶が行なわれていましたが、最近一部のライダー達の間では「YEAH!(イエー!)」が変化して「YAEH! (ヤエー!)」と呼ばれて挨拶が行なわれているそうです。「YAEH! (ヤエー!)する」・・言い方は違えどもやっている事、やることの意味は何も変わっていません。
バイクが来たら「Vサイン」「ピースサイン」を掲げて挨拶する。他にも「手を振る」「ガッツポーズする」など、やり方は自由で、どちらが先にやらないといけないという決まりもありません。「YAEH! (ヤエー!)」された側も同じく相手に見えるように挨拶を返答します。これでみんな仲間ということです。
また、この挨拶にはお互いの旅の安全を祈ったり、地元の人は訪れたライダーへの歓迎を表したりといった意味もあるのだそうです。とにかくバイクが好きなら、みんなで楽しませようということです。
つまり、元々オートバイ乗りが習慣としてやっていた仲間に対する挨拶が、
ヤエーと呼ばれるようになったというのが実際の歴史になります。
ちなみにライダーがお互いに挨拶をする習慣は何も日本だけではありません。
アメリカのロサンゼルス・タイムスの動画でもピースサインを、
「バイクに乗っていて最も一般的にみられるハンドサインだろう」と説明しています。
このサインの意味は英語風に「Hey dude」と説明しています。
「Dude」は「漢」という意味ですが、この際は「よう!」くらいのニュアンスで、
「こんにちは」を「今日+は」と理解しないのと同じレベルで特に意味はありません。
バリエーションについても、Goodサインや手を出すだけの仕草もあれば、
手を顔の横に掲げる自然な挨拶のような動作もよくみられるそうです。
ライダーが減少傾向にある現在ヤエーサインも減ってる
確かに今Google検索してみるとヤエーについてのネガティブな意見が多いです。
気持ち悪いとかしたくない、めんどくさい、返したくないという人が多い印象です。
それでも実際にバイクに乗っていると、特にツーリングスポットでは未だに
挨拶してくれる人はぼちぼち、感覚的には10台に1台くらいは見かけます。
私くらいの平成世代だとどちらかと言うと否定的な人が多いように感じますが、
シニアライダーに聞いてみると「昔はほぼ全員していた」という意見が出てきます。
特に二輪車や自動車に皆が興味を持っていた現在50~60代前後の世代にとっては、
青春時代の思い出として、若者の楽しみの一つがドライブやツーリングだったわけです。
また、大型自動二輪免許を取るのに免許センターに行く必要があった1995年以前は、
大型バイク自体がある意味で「限られた人に許された乗り物」であったことから、
ライダーの間でも連帯感、仲間意識は非常に強かったのではないでしょうか。
そんな世代にとっては、ライダー同士の思いやりという意識を持っていたはずです。
時代の名残に思いを馳せながら、お互いに安全運転を気遣って、
自分ができるときにヤエーしてみるのはそこまで悪いことには思いません。
Yaeh!するかどうかは自分で決めていい、そこまで気にしないで良し
挨拶に決まりがないようにヤエーについてもこれという決まりはありません。
ライダー同士お互いに安全運転を気遣ってツーリングを楽しむということは、
ライディング中に気持ちの余裕をもった運転ができるということです。
自分だけの世界にのめり込んでしまいすぎるよりは、周囲の状況を見て、
安全が確保できるときにヤエーすれば良いのです。
私が知る限りにおいて現在、町中やツーリングスポットではないところで、
ヤエーしてくるライダーはそう多くありません。というかほとんどいませんよね。
通り過ぎるのは一瞬のことですから返事も別に返さなくてもいいと思います。
個人的にはそのくらいで良いんじゃないかと思います。
ここまで言っておきながら自分はライディングに自信がないのでヤエーはあまりしません。
今のバイク乗りは皆さんお気付きの通りあまり外交的な人が多くはありません。
どちらかと言うと内向的、自分の世界が好きな方が多いのです。
今バイクに乗る人達はバイク全盛時代を知るリターンライダーか、
個人的にメカとしてのバイク、走ることの刺激が好きな人だけな印象です。
人間関係を作る上で車やバイクが重要な手段だった時代とは変わっており、
ライダー同士のコミュニケーションも変わってきたのではないでしょうか。